介護の仕事につく学生から学んだこと
春ですね。卒業のシーズンです。
先日、勤務先の日本語学校でも卒業式が行われ
学生を送り出してきました。
いつものことながら、心に穴が
あいたような感じがします。
卒業する学生たちは、介護の仕事をする人が
多いです。母国では大学で工学部などで
勉強したり、介護とは無縁の勉強をしていたようですが、
日本で就職するために介護の仕事を選んだようです。
そして、日本語学校で勉強しながら
介護施設でのアルバイトを続けてきました。
ただ、もともと介護希望ではなかったので
内心ではその仕事には抵抗がある学生も多いようです。
でも、卒業式のとき、ある学生と話していて心に残ったことは、
「わたしは、介護の仕事はいい仕事だと思う、
おじいさん、おばあさんの話を聞いてあげられるのはいいことだし
将来、わたしのおじいさん、お母さんも介護のやり方を知っていれば
助けてあげられると思う」
という彼女の話です。
本当にその通りですよね。介護の仕事って貴重な仕事だと思います。
そして大変さを前向きにとらえる彼女の姿は素敵だと思いました。
日本に来てくれてありがとう~。卒業おめでとう。